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余談(療育相談)

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幼児期は、些細なことでも気になり、コロニーのO先生の診察を受けていました。
ある診察日、診察室から出てきた、障害の男の子が、直ぐに、
手をロープで括られるのを見ました。その子のお母さんは、
冬だというのに汗だらだらで、抵抗する子を引きずるようにして帰って行かれました。
その時は、驚きと同時に、切ない気持ちでいっぱいになったことを覚えています。
それから、養護学校に通うようになり、思春期を向かえたある男の子の
お母さんから、やはり大変で、ロープで括るしかないのよ・・・と涙ながらに
話されるのを見ました。我が子の手をロープで括らないといけないなんて、
何て辛い事だろうと、泣きながら、話しを聞いたことがあります。
(すみません。暗い話しで・・・)
亜沙美は、学校に行くようになり、コロニーの診察の回数も減っていきました。
でも、4年生で、不安定になり、またO先生の診察を受けるようになりました。
何を聞き、どんな回答を頂いたのか、記憶になかったのですが、
5年生の連絡帳に書いていたのが見つかりました。
もう、10年も前の指導です。今みたいに(広汎性発達障害の自閉傾向)とか、
(自閉症スペクトラム)のような言葉が使われていない時代のことですから、
お役に立たないかもしれませんが、記載しておきます。
「こんなの、古い!」なんて、突っ込まないで下さいね^^

☆コロニーのO先生とのやりとり
私「学校を嫌がるのは、家で好き放題させて、甘やかしているからでしょうか?」
先生「家は、亜沙美さんにとって、楽しく安定した場所にしてあげてください。
学校から帰ったら、楽しい家での生活がある・・・と思えば、
嫌でもそれなりに頑張れるものです。(明日も頑張って学校に行こう!)という
気にさせる家であって下さい。それから、学校は、休ませないようにして下さい」

私「機嫌が悪くなり、こだわりで2階へ上がり、降りる時は、
おんぶして欲しいと言いますそこで、断ると、益々機嫌が悪くなります。
亜沙美の思うようにしてやると、我が儘になるのではないかと迷います」

先生「おんぶができるのなら、してあげて下さい。それは、我が儘とは違います。
とにかく、今は、受け入れてあげて安定させるようにしましょう」


☆最近の不安定な様子をレポート用紙に書いて出したときのお話し。
先生「自閉症児(者)は、ただ普通に生活するだけでも、本人にとっては、
とても苦痛で、大変な事です。まして、指示されたり、規制されたりすることは、
凄いストレスになります。
安定していたり、不安定だったりするのは、ほんの些細な事が原因だったりします。
(これは、最後のO先生のお話しに関係します)
突然起こるパニック・・・これは、前の事を思い出して怒るという事が多いです。
それが、昨日のことなのか、一年前のことか、それともずっと前のことか
分かりませんが、凄く鮮明に思い出されてきて、怒れてくるのです。
パニックが起きた時は、暖かく見守ってあげる・・・この時の対応で、
益々エスカレートしてしまうことがあります。様子をよく見て、対応して下さい。」

☆O先生のお話し
ある動物園で、園が閉園になると檻に入る動物がいるのですが、
その日は、なかなか檻に入ってくれません。
水をかければ、入る事は分かっているのですが、
そういうことをして無理強いはしたくありません。
そのうち、もう一人の飼育係りの人が入ってきたら、
その動物は、素直に檻に入りました。
何故か・・・。
それは、もう一人の飼育係りの人が、入ってくる時に、
扉が大きく開いたからなのです。最初の飼育係りの人が入って来た時の
扉の開き方は、いつもより狭かったから入らなかった。
ほんの少しの扉の開き方の違いです。そういうことが自閉症にも言えます。
こちらは、いつも通りと思っていても、微妙に違ってたりすると、そこに拘るのです。
(話しを聞いた時は、よく分かったのですが、文字にするのは、難しいですね。
お分かり頂けましたでしょうか?)

亜沙美が自閉症だと分かった時、随分、本を買い求め勉強して、
ある程度理解しているつもりでしたが、本当は全く理解していなかったように
思います。そして、4年生で不安定になり、先生のお話しを聞き、
やっと分かったような気がしました。
自分に降りかからないと、本当の意味での理解は出来ないものですね。
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テーマ:自閉症児の親 - ジャンル:福祉・ボランティア

コメント

こんばんは、ノジ母です。

ぞうの話、とても印象的ですね。

私なんてまだまだ新米で頭でっかちな母親です。
頭では理解できていても、実際にノジにやっていることなんて、
ホント、ダメダメです。

今までもそうでしたが、
問題が起こるたびに、
それを解決することでステップアップしていく
と、とてもゴテゴテなことばかり。

もっと「予防」的に私が行動できればええなあと
思います。

これも、日々の積み重ねですよね。
毎日修行です。

こんちは
そのコロニーの先生の仰ることと、まったく同じスタンスで私達もやってきました
ブログの記事の中でも、かなり最初の頃に書いたのですが、聖マリアンナという病院のことばの治療室の先生方に教えられ、気づかされたものです
 →「本」という記事にしました
http://calin.blog22.fc2.com/blog-entry-5.html

自閉症児への対処にはいろいろなやり方があり、まだどれが正解なのかは暗中模索状態だと思う。ただ、まずは子どもとの「つながり」が普通の子よりもかすかなものになりがちな分、意識してそれを「太く」していく工夫が必要なんだと思っています。

いうことを聞かすためにロープで括るって、状況が分からないから無責任なことはいえないけど、ちょっと違うと思うな。無理やり抑え込まれ気持ちは、自閉症児の場合にはけして消化されず、どこかで破綻してあふれてくるように感じてます。それも何年もたったあとで。

はじめまして!この記事のあさみさんの(小さい頃?)写真に吸い込まれてしまいました。本当にすてきな写真です。そしてあみあみさんの絵、とっても人を惹き付けますね!ギャラリーをゆっくり見させていただきました。
私はダウン症の娘(3歳)の新米ママです。娘を授かってから沢山の宝物をもらっています。今まで気付かなかったことを気付かせてくれて私の世界も広がったようです。自閉症のお子さんとママともお付き合いさせてもらうようになりました。ご苦労や悩みの本当の部分は分かってるようで分かっていないことが私にも沢山あると思います。でも少しづつでも理解してお互いにわかりあいたいというのが正直な気持ちです。
まだまだ駆け出しのずっこけママをしてますが、こちらのHPこれからもお邪魔させてもらっていいですか?どんな立派な先生が書いた本より、勉強(っていうか、理解)できそうだし、元気をもらえそうだから(^^♪

      はじめまして
私も、今月、自閉症だと診断された小学校2年生の女の子の母親です。昨日から、いろんな人のブログを見ては、感動しています。まだ、パソコンにも慣れないので長い文章書き込みできません。自分のブログにも子供のことを書き込もうかと思いながら、まだ、自分のことばかりです。だから、うらやまし~いかなv-401
 また、遊びに来たいと思ってますv-363

こんばんは、ノジ母さんv-280
>問題が起こるたびに、それを解決することで・・・
私もそうです。きっと、皆もそうだと思いますよ^^
ノジ母さんは、ノジ君の事を思い、一生懸命頑張っている・・・
それが何よりですよ。完璧な親なんて居ませんからネッ。

でも、今からならいい子を育てられるかも・・・おっと!冗談ですから(笑)

Hideki パパさん、こんばんはv-280
私は、両親に物凄く可愛がられて育ちました。
叱られた記憶も1度しかありません。
それは、私にとって、とても嬉しいことでした。
ですから、上の子も、亜沙美も自分にして貰ったと同じように、
可愛がって育てました。(物質的ということではありません)
でも、亜沙美が、あまりに家が好きで、学校に行きたがらないので、
当時は、そのことで悩んでしまったようです。
私は、指示を受け入れてもらう為には、まず、お互いの信頼関係が出来ないと
無理だと思います。
私は、とにかく、全てを受け入れ、親子関係を確実なものにするよう努力しました。いま、亜沙美は、家族をとても意識しています。
O先生の指導で良かったと思っています。
(でも、厳しくしなさいと言われても、出来無かったと思いますけど・・・汗)

冒頭の手を括る・・・という話しですが、これは、対応の悪さを書いたものでは
ないのです。すみません、私の書き方が悪くて・・・。
私の悩みなんて、その子のお母さんに比べたら、大した事、ないなぁ・・・って
思ったのです。自分の大切な子を括らないといけないなんて、何て悲しいこと
なんだろう・・・と思ったのです。誰でも、そんな事はしたくないですから。
でも、そうしないと、暴れて仕方がなかったのだと思います。
私の知っている子のお母さんもとても良い方です。括りたくて括っていたのではありません。括らないと、生活が出来ないぐらい大変な子だったのです。
パニックが起きるたび、家の中は、ガタガタになっていったのです。
本当にお気の毒でした。そこまで大変なお子さんを持つ親の気持ちは、
本当に辛いものだと思います。

こんばんは、りこママさんv-280
りこちゃん、パパやママにいっぱい愛して貰って、幸せですね。

先程、ブログの方にお邪魔してきましたが、愛情いっぱいで、
ほのぼのした気持ちになりました^^
私の方こそ、若いママさんのパワーを頂きたいですv-290
どうぞ、宜しくねっv-435

こんばんは、ゆきっぺママさんv-280
最近になって、自閉症と診断されたのですか。
今まで、大変な思いをされたのではありませんか?
ブログにお邪魔しましたが、まだ、ゆきっぺさんに関することを
書いておられないので、事情が分かりません。
お話ししたくなったら、いつでも、どうぞ^^
無理せず、ゆっくり行きましょうねっ。

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Author:あみあみの母
自閉症の娘、あさみの
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もくじ

01 お誕生~半年

02 生後半年から2歳半まで

03 1歳から2歳半ごろ

04 2歳半~3歳半頃

05 2歳半から3歳半頃

06 3歳~3歳半頃

07 3歳から4歳ごろ

08 4歳

09 4歳頃~4歳半まで(年少さんの時期)

10 4歳の頃(文集)

11 4歳(文集から)

12 4歳(文集から2)

13 4歳半から5歳半(幼稚園・年中)

14 5歳半から6歳半(年長)

15 余談・・・就学

16 小学部1年生

17 もう一度、1年生

18 小学2年生

19 小学3年生

20 4年生

21 余談~<家>

22 5年生

23 余談(療育相談)

24 余談(地域支援センターらいふ)

25 6年生

26 余談(とくなが先生)

27 中学部1年生

28 中学部2年生

29 中学部3年

30 余談

31 高等部1

32 高等部2

33 そして、今

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